願望達成・運気向上のブログ記事
成功を左右する“自制心”と“やり抜く力”を伸ばすには?
今日は、学力テストでは測れない【自制心】や【やり抜く力】などの性格的特徴が、将来の人生の成功にも大きく影響している研究結果をご紹介しますね:.。*.・゚
人生を成功に導くうえで重要だと考えられている非認知能力(注釈:学力テストでは測れない能力のこと)のひとつは【自制心】です。
【自制心】の調査は、コロンビア大学の心理学教授、ウォルター・ミシェルのマシュマロ・テストの研究が有名です。
4歳児の子どもの自制心をテストするために、マシュマロを食べずにどれだけ我慢できるか実験をおこないました。
その後10年以上たって追跡調査を行ったところ、おやつを15分がまんできた子供たちの学力検査の得点平均は、30秒も我慢できなかった子供たちの平均を210点も上回ります。
つまり、マシュマロを我慢できた時間とその後の成績には、目を見張るほどの相関関係があったのです。
もう一つ、学力では測れない重要な能力としてあげられるのが【やり抜く力】です。
この能力は、ペンシルバニア大学の著名心理学者、ダックワース准教授が「成功を予測できる性質」として発表したことで注目を集め、GRIT(グリット)とも呼ばれています。
ダックワース准教授は、やり抜く力について「非常に遠い先にあるゴールに向けて、興味を失わず、努力し続けることができる気質」と定義しました。
やり抜く力は、調査対象者に12問ほどの質問に答えてもらうことで簡単に数値化できます。
*
陸軍士官学校の訓練に耐え抜くことができる候補生は誰か。
ダックワース准教授は、事前にかなり高い精度で予測することができました。
「やり抜く力」が高い人は、成功する確率が高かったからです。
さらにダックワース准教授は、やり抜く力と知能指数の間にはほとんど相関関係がないことも明らかにしています。
知能指数よりも、私たちの性格的特徴が成功に影響をあたえているというのは、とても興味ぶかい研究結果ですね:.。*.・゚
【自制心】や【やり抜く力】は、きわめて価値のある、持つべき資質になるのです。
では、これらの性格的特徴を伸ばすためにはどうすればよいのでしょうか?
最近の研究では、これらの能力は成人後であっても、きたえて強度を高める性質のあるものが少なくないことがわかっています。
【自制心】は「筋肉」のように鍛えるとよいと言われています。
筋肉をきたえるには 継続と反復が必要ですが、それと同じように【自制心】も、何かをくり返し継続的におこなうことで向上します。
心理学の分野でも「こまかく計画をたて、記録し、達成度を自分で管理する」ことが自制心をきたえるのに有効であると、多くの研究で報告されています。
【やりぬく力】は「心の持ちよう」によって強くなると、スタンフォード大学の心理学者であるドゥエック教授が主張しています。
「自分のもともとの能力は、生まれつきのものではなく、努力によって後天的に伸ばすことができる」と信じる子どもたちは「やり抜く力」が強く、その結果、成績も改善したのです。
***
また、山形大学の窪田准教授らの研究によると、しつけが子どもの【勤勉性】に因果関係を持つことが明らかにされました。
【勤勉性】は、職場での成功の一番の指標となりますが、ほかにも犯罪にかかわる率が低くなったり、喫煙率や飲酒率が低く長生きであるなど、人生全般に深くかかわっています。
幼少期にしつけをきちんと行い、基本的なモラルを身につけ、育まれた勤勉性は、ゆりかごから墓場まで、ものごとをうまく運ぶために重要な要素になるのです。
また「いい先生」との出会いも非常に大切です。
スタンフォード大学のハヌシェク教授の研究結果によると、能力の高い教員は、子どもの遺伝や、家庭環境の不利な点を帳消しにしてしまうほどの影響力を持つと結論づけています。
同じ学力の子どもに対して、能力の高い教員が教えると、子どもたちは1年で1.5年分の内容を習得できましたが、能力の低い教員が教えると、0.5年分しか習得できませんでした。
しかも、質の高い教員は子どもの学力をのばすだけにとどまらず、10代で望まない妊娠をする確率をさげ、大学進学率を高め、将来の収入も高めていることが明らかになりました。
私も子育て中には、子どもがいい先生に巡り逢うことで、親でさえ気づかなかった可能性を開いていただいた経験があり、よい師を探すことの大切さは身をもって感じています。
私たちはよき師を求めて環境を整えることに、もっと真剣に取り組む必要があるようです:.。*.・゚
※『学力の経済学』中室牧子著
※『成功する子 失敗する子』ポール・タブ著参照
【生きのびる力をつけよう】震災が起きた後で死なないために/野口健著
2018年7月に、西日本を中心とする豪雨により大きな被害がでました。
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
岡山県に住む叔母の家も、残念なことに、浸水被害により全壊となりました。
“晴れの国岡山”に住む叔母の家は、親族のなかでも最も安全な地域だと安心していただけに驚きを隠せませんでした。その後おかげさまで、叔母家族の生活再建は順調に進んでいます。
7月7日早朝に、叔母からの携帯で「あっという間に水がきて、今、2階に避難している」という連絡が入った後から、ずっとTwitterで情報を集めていました。
その時に、登山家の野口健さんと、岡山県総社市長 片岡聡一さんのツイートを何度も目にしたことから、その活動に注目するようになりました。
その後、野口健さんのご著書『震災が起きた後で死なないために』を読んで、野口健さんと片岡市長がしっかりとタッグを組まれて、様々な災害支援をされてきた、すばらしい活動内容を知り、心から感動しました。
その内容の一部をご紹介しますね☆.:。.*・°
野口健さんは、2011年の東日本大震災では寝袋支援をおこないます。
2015年に、登山途中で野口さん自身が“ネパール大地震”に巻き込まれたことがきっかけで、「ヒマラヤ大震災基金」を立ち上げ、総額1億円を超える寄附金をあつめて、復興支援活動をされます。
翌年2016年に起きた熊本地震では、野口さんはテント村(600人の入居者あり)を設営。
テント村設営の際には、岡山県総社市の手厚いサポートがありました。
片岡総一市長の力がなければ、テント村の実現はなかったそうです。
岡山県総社市は、災害支援にとても熱心な自治体で、東日本大震災のときも、総社市は一番のりで、宮城県仙台市にかけつけ支援活動をしています。
驚くのは片岡総一市長が、日本国内で大規模な災害がおきた際に、時の市長の権限において すぐに支援を行えるよう、2013年に条令を制定されたこと。
しかも、緊急の場合でも現金がすぐに動かせるように、年間1000万円の予算をつけて、伝票処理がいらない当座の現金を用意しているそうです。これは、普通の役所では考えられないことだそうです。
野口健さんは、片岡市長の活動を知り素朴にこう感じます。
“市民の税金を、他の市民のために使うだけでもハードルが高い。
しかも、被災した自治体からの要請をまたず、物資を被災地に届けたり、人的援助をする“プッシュ型支援”をすれば、失敗するリスクもある。
支援せずに、知らん顔を決め込んでいれば、政治家として平穏無事に過ごせるのに、なぜあえてリスクも覚悟で“プッシュ型支援”をするのか・・・?”
野口さんは、率直に片岡市長にうかがったそうです。
すると片岡市長はこう答えられました。
「人を助けるべきだと思っていますので」
熊本でのテント村設営の時にも様々な壁が立ちはだかり、責任問題や公平性を追及されて、困った野口さんは片岡市長に相談をします。
すると片岡市長はこう答えます。
「こういう時にルールにこだわっていては何もできません。『有事のときは、ルールを破れ。なにかあったら、私が責任を取るからやれ』といつも職員に言っています。どうぞ現場の判断でやってください。もしテント村で亡くなる人が一人でも出たら、私は市長をやめる。その覚悟です。そう伝えて進めてください」
この言葉を読んで、私は涙が出ました・・・
***
平成30年7月豪雨では、岡山県総社市は一転して被災地となりました。
片岡市長が率いる総社市では、支援物資のフリーマーケットを開き、毎日1000人もの被災者の方が訪れて、各家庭に必要なものだけを、自由に持ち返ることができる仕組みを作りました。
7月の豪雨以降、私は毎日片岡市長のTwitterを拝見していますが、深い愛情に裏打ちされた熱意と行動力、対応のスピード感などがリアルタイムで伝わってきて、胸を打たれました。
また片岡市長は避難所でのペット同伴を認めます。
熊本のテント村では、原則ペットは認められなかったそうで、片岡市長は「その時の悔しさが忘れられない」と、総社市役所本庁の中に、ペットと飼い主のみなさん専用の避難所を開設。
また環境大臣に、ペット避難所の設置義務化を制度化するよう求めています。
さきほど、総社市は他の自治体で災害が起きた時のために条令をつくり、支援のための予算を毎年1000万円計上していることを書きました。
ところが、2016年の熊本地震の時には、市民の血税である1000万は一切使わなくてすんだそうです。
その理由を野口健さんが尋ねると、市民からの募金ですべてまかなうことができたから・・・なのだそうです。
総社市は 市民の方たちもたいへん理解があり、情報を流すと、義援金や現物など、必要なものを必要な時に届けることに、しっかりと協力してくださるそうです。
野口健さんが「これは本当にすごいことだし、市民のみなさんが誇るべきことだと思う。このような自治体と市民との連携で支援する形が全国に根づいたら、どれほど日本はすばらしい国になるだろうか」と感嘆されています。
この本の第7章のタイトルは「生きのびる力をつけよう」となっていて、具体的な防災の知恵もご紹介されています。
災害は、いつ訪れるかわかりません。
日本の避難所の環境は、先進国の中でもかなり劣っていて、国際基準であるスフィア基準に照らしあわせると、日本の避難所は失格という声もあるそうです。
せっかく災害をまぬがれても、避難生活で命を落とす人も出ている状況です。
この本を参考にされながら、事前にできる準備を整えて、まずは身近なご家族をしっかり守っていただければと思います☆.:。.*・°
周りの幸せを願う公的な願い(公的願事)を通じて、 個人的な願い(個的願事)を叶える方法/ 先祖供養は公的願事
私がヒーリングを学んでいる師は、霊界と直接交信をされる方法をお持ちです。師は神々との交信によって、霊界の力を使って運気が好転するための最新のヒーリング法を降ろされています。
2006年に、私が眼瞼痙攣という病気になり、 目が半分くらいしか開かなくなり、人前にもほとんど出なくなっていた時に、信頼している方が「この方に相談するといい」と師をご紹介くださいました。
その後、わが家が抱えていた様々な問題が解決へと導かれました。
※師との出会いのエピソードはこちら
■ 難攻不落に思えたトラブルが解決に導かれた事例
最近、師のヒーリング法によって立て続けに 興味深い体験をしたので、私自身の体験をご紹介しますね:.。*.・゚
昨年、私はある人の迷惑行為で困った問題に直面しました。
その迷惑行為は私だけではなく、数十名の方に影響が及ぶものでした。
その問題を解決するために、ヒーリングを通じて、霊界の多くの存在にお力を貸してもらえるようにお願いをしました。私自身も2か月間にわたって、できる限りの知恵を絞り行動に移したのですが、壁が高く立ちはだかって、どうしても問題解決に至りません・・・
解決の糸口も全く見えず「今回の件ばかりは、さすがに霊団の皆さまにとっても解決は難しいのかもしれないな・・・」と感じました。「自分の努力で解決できない問題にいつまでも関わるのはよそう。自分の時間を失うだけだ・・・」と気づき、その問題の解決を断念して、その後は霊団にも一切お願いせず、放置しました。
ところが、今年に入って偶然知ったのですが、その問題行為が ある会社の力で解決に至っていたことを知り本当に驚きました。自力での解決をあきらめ、半年間放置していた間に、どのような経緯があったのかはわからないのですが、問題自体が跡形もなく消えていたのです。
私にとっては、まるで奇跡のようなできごとでした☆.:。.*・°
私たちの願いは、 来たるべきタイミングが訪れると叶うんだ・・・。本人が願うことさえあきらめた、難攻不落に思える高い壁であっても、霊団のみなさまは決してあきらめず、ずっと導いてくださっていたのだな・・・と、改めて霊団のご尽力に心から感動を覚えました。(※ヒーリングによって得られる結果には個人差があります)
■ 公的願事をしっかり願えば、個的な願いは自動的に叶う
師から以前「周りの幸せに繋がる公的願事をねがえば、個人的な願いも自動的に叶う」と教えてもらったことがあります。
わかりやすいように、スケールの大きな話ではありますが、一つの例をあげますね。
例えば、この美しい地球環境を守りたいという願いは、私たちの幸せに直結しています。逆に自分たちが目の前の利益のために環境を破壊すれば、悪因縁を積み、いずれ自らがまいた種を、自分か子どもの代で刈り取らなければいけません。
私たちは全体の幸せを十分に配慮しながら、個人的な幸せを願うのが、最も自然で理にかなっていることなのです:.。*.・゚
■ 自分にも周りにもメリットのある願いが叶った事例
今からご紹介するエピソードは、私の本当にささやかな体験です。
昨年、自分の努力とは無関係の願いがあったのですが、その願いも今年実現していたことを最近知りました。この願いは個的願事と公的願事の中間くらいの願いです。
その内容とは、とても良い仕事をされている会社の存在を昨年知って、その会社の支店が 自分の住む県にもあれば、わが家にとっても また県内の方にとっても、メリットが大きいだろうなと思いました。
その会社のホームページを読んでいると、「お客さまのご要望をお寄せください」というフォームがあります。
私一人が要望を伝えたところでムダかもしれませんが、思い立ったが吉日です。
「わが県にはこのようなよい点があり、支店を出されると御社にとってはこのようなメリットがあると思います。ぜひご検討いただけませんか?」と伝えてみました。
その時の回答は「現段階で支店を出す予定はありません。貴重なご意見をありがとうございます」とのこと。返答内容は想定内でしたが、別の担当者に伝われば、もしかすると流れが変わるかもしれないと、念のため1か月ほどたってから、もう一度 支店の要望を伝えました。
そして霊団に「その会社の支店が県内にできることが、その会社にとっても、県にとってもメリットが大きいならば、お力添えをくださいね」とお願いをしました。そして、その件はそれきり忘れていたんです。
つい先日のことですが、ローカル誌を読んでいると、その会社の記事が目に飛び込んできました。そうです。地元に支店がめでたくできたのです(笑)
「そんなの偶然に決まってる!」と笑われるかもしれませんが、こんなに早く願いが叶うとは、私も想像していなかったので、もしかすると霊団のみなさまが後押ししてくださったのかもしれません:.。*.・゚
■ 公的願事と個的願事の中間である、買い物弱者救済の願いは実現するか?
今、私の努力では対処できないささやかな願いが、もう一つあります。
わが家は市内の端っこにあり、自然あふれるよいところです。
ただ一つ難点をあげれば、母が歩いて行けるお店はコンビニくらいしかないことです。
少し離れた所に老夫婦が開く、小さな食料品店があるのですが、品物の回転率が悪いためか、購入したその日に食べ物が痛んでいた経験を何度かした母は、そのお店には行きたがりません。そのお店もいつたたんでもおかしくない状況です。
地元には高齢者が多く、ネットでの買い物が難しい方も多いはず。
スーパーの食材宅配という方法もありますが、目的を持って定期的に出かける場があるのはよいことなので、母や地元の人が歩いていける距離に、規模は小さくてもいいので、生活必需品が一通りそろうコンパクトなスーパーがあればいいなと思います。
環境面から考えれば、移動スーパーでもかまいません。
宮城県仙台市で有名なさいちさん(株式会社 佐市)のように、無添加の手作りにこだわったお総菜が置いてあれば、あらゆる年代の方が大喜びでしょう♪
さいちさんは80坪弱の小さなスーパーですが、総売上の半分がおはぎとお総菜で、年商6億になるそうですから驚きです。
この願いも、母や地元の方々、またお店にとってもWin-Winとなる願事ならば、いつか忘れた頃に、霊団のみなさまが叶えてくださるかもしれません:.。*.・゚
■ 先祖供養は公的願事
今、私自身の願いは、わがままが許されるならば、できる限り細く長くヒーリングを続けてゆくことです。(子どもが独立後に、全く別の人生の青写真があって、強制的に切り替えが起こることもないとはいえませんが・・・)
これは私の個的願事でもあり、公的願事でもあります。と言いますのも、日頃行っているヒーリングの中で、ご先祖さまのご供養も含めてサポートさせていただいているからです。
私たちのご先祖さまをずっと遠くまでさかのぼってゆけば、その根源は一つと言われます。また「先祖供養」は、私たちの幸せの根幹をなすものであると、常日頃より師から聞かされています。
ですから、私自身がささやかながら、周りのお役に立てることと言えば、ヒーリングを通じたご供養以外に道はないのではないかと思っています。
私たちの生活と、ご先祖さまの置かれている状況は密接に繋がっています。
霊界でのご先祖さまの様子は、そのまま私たちの日々の暮らしに、鏡のように映し出されます。だからこそ、私たちは先祖供養が欠かせません。
私たち一人一人がご先祖さまを敬い、ご供養を続けることは、国の繁栄につながるほど大切なことなのだそうです:.。*.・゚
ご家族を陰で支えてくださっているご先祖さまに思いをはせて、ご供養をされ、感謝の気持ちを伝えることで、ご家族の幸せ、そして周りの方の幸せにつながってゆきますように:.。*.・゚
(※スピリチュアルライフ研究所は宗教とは関係がなく、勧誘等も一切行っておりません)
過去の日記でも、ご先祖さまのご供養について書いていますので、ご参考になれば幸いです:.。*.・゚
◆お墓を大切にしなければいけない理由/先祖供養の第一歩は家系について知ること
運のいい人の直感力を高める方法/幸福の秘密は「虫の知らせを聞き逃さないこと」
■大事な局面であなたは直感に頼る派、頼らない派?
今日は運を鍛えるための直感力の磨き方について『運のいい人、悪い人』(リチャード・ワイズマン博士)からご紹介しますね:.。*.・゚
ワイズマン博士の本の中に、運がいい人と悪い人、それぞれ100人に、キャリア、対人関係、仕事、経済問題という4つの局面で、直感や本能に頼るレベルを尋ねました。
「大事な局面であなたは直感に頼る派、頼らない派?」
さて、答えはどちらだったでしょうか。
↓
↓
↓
その【答え】は、運のいい人のほうが重要な決断で直感に頼るということがわかったそうです。
これは面白いですね。
■直感力を高めるために、運のいい人は何をしているのか
では、直感をより高めるために、運のいい人は何をしているのでしょうか?
ワイズマン博士は、直感を高める方法について、一般的に知られている方法を、この分野の代表的な文献を調べて選び出しました。
それは、例えば下記のような内容です。
「瞑想する」
「後であらためて考える」
「頭を空っぽにする」
「静かな場所を探す」
そして、これらの方法について、運のいい人と悪い人に、普段から実践しているかを質問しました。
すると、質問のすべての項目において、運のいい人のほうが、これらを実践している割合が圧倒的に多かったのです。
その中でも、顕著だったのは「瞑想する」と答えた人の割合です。
瞑想は、運の悪い人よりも、運のいい人のほうが2倍以上実践していました。
■動の瞑想
私のヒーリングの師も、常々瞑想の大切さは口を酸っぱくしておっしゃいます。
ただ、瞑想もジッと座って行うばかりではなく、【動の瞑想】もあるとおっしゃっていました。
師の言う【動の瞑想】というのは、私たちの行動を通じて“霊気を高める“という意味も含まれているそうです。例えば、家庭を整えたり、父母や祖父母を敬ったり、ご先祖さまをご供養することなども含めて【動の瞑想】なのだそうで、なんとも深いですね・・・。
私も「ジッと座っているばかりが瞑想じゃないような気がする」と思っていたので、師の言葉にホッとしたものです。
■瞑想ジョギング
そんな時に、たまたまジョギングの本を読んでいると、その中に、ジョギングしながら瞑想状態に入る体験が書かれてあって、「確かにこういう経験も何度かあるな」と感じました。
過去のブログにその内容をご紹介しています。
【瞑想ジョギング】の詳細はこちら
瞑想といっても、決まった型があるわけではなく、頭を空っぽにして気持ちを切り替えたり、もしくは行動を通じて霊気を高めることも含めて瞑想なんですね:.。*.・゚
■虫の知らせを聞き逃さないこと
ワイズマン博士は【運のいい人は直感を無視せず、本能が警告のベルを鳴らしたら”立ち止まって慎重に考えろ”という合図だと考える】・・・とおっしゃっています。
これは霊的な視点から見ても、納得がいく内容です。
私たちは霊界と表裏一体の存在ですから、様々な情報を霊界から与えられています。
面白いのは”これはすべて自分で決断している“と、私たちが思っている日々の様々な決断事項も、実は自分の霊団の影響を色濃く受けているのだそうです。
ですから、ワイズマン博士のおっしゃる「本能の警告ベル」というのは、守護霊団のみなさまが「危ないよ!気をつけなさいね」と教えてくれている場合もあるのでしょう。
事実、虫の知らせを聞き逃さなかったことで、命拾いをされたエピソードは枚挙にいとまがありません。
ワイズマン博士は、数百名の人にインタビューをして、数え切れないほどのアンケートを集計する中で、幸福の秘密を突き止められ、それを法則化されました。
その法則の一つが「虫の知らせを聞き逃さないこと」だったのです。
私のヒーリングの師も、様々な運気好転法やトラブル回避法を教えてくださいますが、その中でも私たちの幸せを左右する大切なことは、ご先祖さまの供養と教えてくださいます。
子孫の幸せを思うご先祖さまは、常に私たちを守るために背後で様々な働きをしてくださっています。ですから「私たちが判断を誤りそうな時、もしくは危険な時には”虫の知らせ”を送ってくださいね♪」と素直にお願いされるのもよいかもしれませんね☆.:。.*・°
(※スピリチュアルライフ研究所は宗教とは関係がなく、勧誘等も一切行っておりません)
窮地に陥っても人生を投げ出さないためには/アブの話
私たちの人生は、時に思いがけないことが起こりますから、にっちもさっちもいかないというご経験をされた方も多いことでしょう。
私たちが深い悩みを抱えるのは、解決の道が断たれてしまった・・・と感じる時ですが、少し視点を広げれば、全く違う扉が開かれることがあるというエピソードを、七田真先生の『(スピード脳」の高め方、ひらき方』からご紹介しますね:.。*.・゚
— ☆ ———-
■虻(アブ)の話
風外和尚は、江戸時代の終わりの名僧で、大変な智恵者と尊敬されていました。
そこへ川勝太兵衛という豪商が相談に行ったのです。
太兵衛は資産家で、船を所有しており、物を買いつけては船で運び、他の土地で売るという商売をしていました。
ところが、嵐に遭って船が沈んでしまい、もう破産するしかないという破目に陥っていたのです。
太兵衛は、風外和尚の寺を訪ね、自分の窮状を訴えました。
ところが、和尚は「ふん、ふん」とうなずくばかりで、あらぬ方向を見るばかり。
ろくに身を入れて聞いている様子がありません。
太兵衛は思わず、
「和尚。私が一生懸命困った窮状を訴えているのに、そっぽを向いておられるのは、ずいぶん失礼じゃありませんか」と声を荒げました。
すると和尚は
「いや、すまん、すまん。わしは、ついあのアブを見ていた。
ここはボロ寺だから、すき間だらけでどこへでも出て行ける。
だがあのアブは、外に出ようとして一生懸命飛んでは障子にぶつかり、ぽてんと落ちると、またブーンと飛んできて、また同じ場所にぶつかっている。
さっきからずっと、その繰り返した。
ちょっと目を転じると、すぐに広い外へ出られるのに、人間も案外、あのアブと同じことをしているのかもしれんなあ」
太兵衛は、和尚にきつい言葉を吐いたことに冷や汗をかいて、
「ああ、わかりました。ありがとうございました」と礼を述べました。
和尚は太兵衛に、アブのたとえを通して「目を転じなさい」という生き方を教えていたのです。
見方を変えるなら、どん底を体験するというのは得がたい宝です。
困難は人間としての幅を広げる絶好のチャンスです。
— ☆ ———-
「もうおしまいだ・・・」と人生に絶望してしまうのは、視野が狭くなって、出口が見えなくなってしまう時ですね。
実際にこの話を聞いて、男の人にふられて、傷心のあまり自殺をしようと考えていた女性が、自殺を思いとどまった例があるそうです。
他にも京都大学理工科を受験しようとしていた高校生が、色盲で入学できないと知らされて絶望し、やけを起こして非行化しようとしていた時に、このアブの話を聞いて、自分の進む道は理工科でなければならないということはない、と悟ったという体験もあるそうです。
アブの状態になった時に、私はいつも複数の本を読むのですが、必ず新たなヒントや解決方法が見つかり、別のドアから出る方法を知ることができました。
窮地に陥ったおかげで、問題が起きる前よりも状況が良くなったという体験も何度もあるのです。
トラブルはできれば避けたいものですが、「ピンチはチャンス」という言葉の意味が、年齢を重ねるごとによくわかるようになったことはありがたいことです.。*.・゚