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こころ・カウンセリングのブログ記事

“奇跡のリンゴ”木村秋則さんの『ソウルメイト』/ご家族の胸を打つエピソードとは

2019年10月30日

今日は、世界ではじめて無農薬・無施肥のリンゴの栽培に成功した木村秋則さんの『ソウルメイト』という本をご紹介しますね:.。*.・゚
 
 

 
 
 
木村さんはかつて龍にあったり、UFOに乗せられたり、臨死体験があるなど、不思議な話がこの本の中に満載ですが、今日ご紹介する内容は、木村さんのご家族の胸を打つエピソードです。
 

木村秋則さんは、農薬をまくと 長いときは1か月も寝こむことがある奥さまを、なんとか楽にしてあげたい・・・。その一心から、絶対に不可能だといわれた無肥料、無農薬のリンゴ栽培に取り組みます。

ところがリンゴの木には実がならず、ご家族7人は約10年ほど貧乏のどん底を味わいます。
 
 
とうとう打つ手もなくなり、死んでお詫びをするしかないと、木村さんはロープを用意して岩木山に登り、木の枝にロープを投げます。
 
ところが投げたロープは枝から落ち「不器用な自分は、ちゃんと死ぬこともできないのか」と情けなく思いながらロープをひろいにいくと、月明かりのなかに、見事な枝ぶりのリンゴの木があったのです。
 

近づいてみると、それはドングリの木でした。
虫の被害もなく、葉を豊かに茂らせていました。
 

なぜ農薬も肥料も使わないのに、山の木はこんなに元気なのだろう・・・」と考えた時に、足元のふかふかの土、そして山独特のツンとした土の香りから重要なヒントを得ます。
 
そうか、この土をつくればいいのか!
答えを得た木村さんは、夢中で山をかけおります。
 
 
そして育てたリンゴはやがて“奇跡のリンゴ”と呼ばれるようになりました。
これはご家族という最高のソウルメイトの支えなくしては、決して実現することのなかった奇跡でした。

 
 

 
 
 
 
木村さんはお兄さまが家を継ぐことになり、学校の同級生であった木村美千子さんのところへ、婿入り(お嫁さんの籍に入ること)されました。
 
木村さんは奥さんのためにまず減農薬からスタートし、義理のお父さまに断られる覚悟で「無農薬栽培をしてみたい」と切り出すと、意外にも「やってみなさい」という答えが返ってきました。
 
 

ところが、無農薬と減農薬は全く違っていました。

リンゴを収穫できず何年も経過して、貯金も義理の父親の退職金も使い切り、銀行から借り入れもできなくなって、木村さんは数十の消費者金融から借金をする多重債務者となっていました。
 
 

ここから、本の内容をそのまま引用しますね。

*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*
 
困窮するわが家の噂は、当然実家にもとどきます。

何度いさめられても無農薬栽培をやめない私は、とっくの昔に実家を出入り禁止になっていました。

しかし、いよいよ実家の父は我慢ができなくなったようです。
 
 
ある日、数人の親戚を連れた父が、家の前にトラックを乗り付けました。
母も一緒です。

無農薬栽培をはじめて5年目だったと記憶しています。
わが家の状況が、最悪の時期を迎えていたころです
 

家に入ると、父と母が義父母に向かって平謝りにあやまりました。

「こっだバカ息子どは思わねがった。申し訳ありません!家さ連れで帰ります」
 
 

 
 
 
そう言うと、父が親戚にロープを持ってくるよう、お願いしました。
2階にあった家具を持ち出そうとしたのです。

それは、私が婿にきたときに持ってきたささやかな結婚家具でした。
 
 
何人もの親戚が、いっせいに家に入ってきました。

自分が悪いのですから、私はどうすることもできません。
女房も固まったまま、じっとうつむいています。
 
 
とうとう、こんな修羅場が起きてしまった。
すべて自分のせいだ!

このときは、さすがの私も、もう終わりだと思いました。
 

自分のやってきたことが、どれだけ多くの人を苦しめ、混乱させてきたか。
このときほど、身にしみて感じたことはありませんでした。

母の涙が、胸にこたえました。
 
 
けれども、義父は両親に向かってこう言ったのです。
 
「何すんだば!秋則は誰さも迷惑かげてねェよ。全部うぢの畑でやっていることだ。なァ(あなたの)畑でやってることでねェ」
 

申し訳なさとありがたさで、胸がいっぱいになりました。
両親はそれ以上何も言わず、戻っていきました。

それはまるで、ドラマのような出来事でした。
 
 
この体験を人前で言えるようになったのは、つい最近のことです。
それだけ、やりきれなさと痛みを味わった出来事でした。
 

事をなそうと動き出した人たちは、多かれ少なかれ、このような体験を経ているのではないでしょうか。

そうやって少しずつ歴史が動き、世界は変わっていったのではないか。
最近そう考えるようになりました。
 
 

 
 
*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*
 
 
 
 
極貧の中でも、義理のお父さまも奥さまも、木村さんには何ひとつ文句を言いわず、見守ってくださったそうです。
 

また義理のお父さまは、近所の非難も一身に受けてくれていました。

組合や地区の会合では「お前の家の婿はなにをしてるんだ。1日も早くやめさせろ!」と何度も厳しく責められたそうです。

そんなことも、何一つ木村さんの耳には入れなかったのです。
 
 
これだけのご苦労を乗り越えてこられた木村さんもソウルメイトであるご家族も、宇宙の意志によって、この世に送り出された方のように感じました:.。*.・゚
 
 

 
 
 
 
木村秋則さんのご著書をたくさん読みましたが、不思議なエピソードが数多くあります。
 
木村さんは夢の中や宇宙人から地球のカレンダーを見せられ、カレンダーの残りの枚数は限られており、タイムリミットがあることを告げられたそうです。
 
これは「私たち地球人が生き方を軌道修正しない限り、この地球が存続しつづけることは難しいですよ」というメッセージだったのかもしれません。
 
 
 
木村さんは、最近増えているアメリカの巨大ハリケーンや日本の台風の大型化も、農薬や肥料による海水の汚染が原因だと考えていらっしゃいます。
 
畑にまかれた農薬や肥料は、土にしみ込み地下水を汚染します。
科学物質で汚染された地下水は、川をくだって海へ流れ込み、それをきれいにしようとして、バクテリアやプランクトンが大量発生します。

すると、その過呼吸によって水温があがり、低気圧が発生するのだそうです。
 
 
木村さんはこのように警告されています。
*‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥*
環境破壊の原因の一つが、今の農業にあることはまちがいありません。かけがえのない地球です。農薬も化学肥料も使わない、自然に寄りそった農業を、私たちは地球規模で選んでいくときではないでしょうか。
*‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥*

 
 

 
 
 
 
また以前ネットニュースを見ていると、除草剤によってガンを発症した夫婦に対して、約2200億円の賠償金支払いを、メーカー側に命じる判決が今年(2019年5月)米国で出たことを知りました。

非農家であっても、安易に除草剤を使わないよう、十分に気をつける必要があるでしょう。
 
 

木村さんは「もうそろそろ“星”という単位を意識して生きてもよいのではないでしょうか?」とおっしゃっています。
 

私のヒーリングの師も全く同じことを話されます。

師は【宇宙一家】という言葉で、「一人一人が、全体の利益を考えて生きていくべき時を迎えている」と教えてくださいました。
 

木村秋則さんの本は、色々なことを考えさせられます。
ぜひ多くの方にご著書を読んでいただいて、【宇宙一家】を実現していければと願うばかりです:.。*.・゚

 
 

 
 
 
 
 
 

真に自由な生き方を考え続け、世界に大きな影響を与えたヘンリー・ソロー

2019年9月29日

グリーン・エクササイズに興味を持ち、土に触れる生活をはじめて約1年が過ぎました。

◆グリーン・エクササイズの詳細はこちら
◆自然が人々にもたらす驚異的な力
 
 

 
 
 
その癒しの力には驚くばかりで、その後、自然に関する書籍をよく読むようになりました。

その中で、新たな視点をもらった孤高の著述家、ヘンリー・ソローについてご紹介しますね:.。*.・゚
 
 
ヘンリー・ソローは、マサチューセッツ州コンコード出身の著名な思想家です。
 
ハーバード大学卒業後、生涯を通じて定職につくことなく、ウォールデン湖畔の森の中に丸太小屋を建て、自給自足の生活を2年2か月間送ります。
 
奴隷制に反対し2冊の本を刊行して、結核のため1862年に44歳の生涯を終えました。
 

森を毎日何時間も歩き、たった独りの生活を送りながら、真に自由な生き方を考え続け、思索を深めた記録『ウォールデン 森の生活』は、後に世界に大きな影響を与えました。
 
 

 
 
 
 

過去にヒーリングの師が、下記の老子の言葉を教えてくださいました。

*‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥*
「家を出ることなく天下(世の動き)を知り、窓から外をうかがわずして、天の道理を知ることはできる。遠くに出かければ出かけるほど 悟りは少なくなる。
聖人は行かずして状況を知り、見ずして判断し、為さずして事業を成(な)す」

*‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥*

 

その頃、シングルマザーで外出もままならない時期だったので「そんな視点があるのか・・・」と驚き、新鮮な印象を受けました。
 
ソローの思索する日々にも共通するものを感じて、感銘を受けました:.。*.・゚
 
 
 
 
今日ご紹介する『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』という本は、文化人類学者の今福龍太さんによるヘンリー・ソローの解説書になります:.。*.・゚
 
 

 
 

…‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥…

1859年の元日、ソローは自分に深く心酔する廉直な友に向けて、こう書いている。
 

「わたくしも山に行って、楽しい日々をすごしたことはあります。でもわたしが知るかぎり、旅はどんな果実も生み出してはくれなかった、と白状します。山登りなどやめて、家で生活しながらいつでも旅人でいることです。日々の些細な出来事が、私たちに教えてくれることで、何一つ無駄なものはありません。」
 

ソローは確信をこめて「旅人のように居住すること」の美徳をやわらかく説いている。
「定住する旅人」でなければ見いだしえない、森の木々や葉の季節ごとの変転と、くりかえされる死と再生の環(わ)。
 
 
旅の真の意味を、歩行の価値を、彼はコンコードの森という極小の世界のなかでひたすら追求していった。
 
家で生活しながら、日々の鮮烈な「旅」に明け暮れたのはソローだけである。
彼はアメリカではじめて生まれた「定住する旅人」にほかならなかった。
 
 
おそらくソローは、そぞろに「歩く」行為の本質に、聖地巡礼の姿に似た、精神的な意義をみとめた古(いにしえ)の人々の感覚に、鋭く反応したのである。
 
日々の散歩こそ、自然のなかに埋め込まれた聖域(サンクチュアリ)を訪ね歩く、深い精神的巡礼の行為にほかならないと、ソローは直感していた。

 
 

 

…‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥…
 
 
 
 
この本の中の「定住する旅人」の章は深かったです:.。*.・゚
 

ソローは決して人嫌いではなく、憂うつに取りつかれていた訳でもありませんが、日々の散歩は「正気をとりもどすため」にこそ行われるものでした。
 

ソローが思索していた200年ほど前のアメリカ社会は、急激な産業化、法による支配、物質主義の横行など、社会の矛盾が現れはじめた時期でもありました。
 
今の時代とも似通っていて、次々と生まれる先進的な制度が 人々を幸せにすると信じられていた時代に、ソローは根源的な問いを発します。
 
私たちはもう一度原点に立ち返り、再考を強く促されているように感じます。
 
 
***
 
 
またもう一つ、ソロー自身の気づきの中で、好きな言葉があるのでご紹介します。
ソローが森の中で、たった一人で自給自足の暮らしを続ける中の発見です☆
 
 

 
 
・*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*・
 
私はさびしいと思ったことも、孤独感にさいなまれたこともまったくなかった。
 
ただ一度だけ、森に住み始めて2、3週間たったころ、

「おちついた健康な生活を営むには、やはり身近なところに人間がいなくてはならないのではないか」という疑いの念に、1時間ばかりとりつかれたことがある。
 

その間、雨がしとしとと降り続いていたが、突然私は「自然」が ―― 雨だれの音や、家のまわりのすべての音や光景が ―― とてもやさしい、情深い交際仲間であることに気づき、たちまち筆舌に尽くしがたい無限の懐かしさがこみあげてきて、大気のように私を包んだ。
 
人間が近くにいればなにかと好都合ではないかといった先ほどの考えはすっかり無意味となってしまい、それ以来、二度と私をわずらわせることはなかったのである。
 
・*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*・
 
 
 
子どもが巣立ち、私もいずれ一人の時がやってきますから、そんな未来について思いをはせることが時々ありました。

ですから、ソローの気づきは未知の世界への安心感をくれるものでした:.。*.・゚
 
 
ソローが自然を仲間と認識した感覚が、最近ほんの少しわかるような気がします。
 
グリーン・エクササイズに興味を持ってから、花を育てるようになりましたが、育児と似ていて、育てる側も喜びをもらえるものなので、自然は“家族”の一部という肌感覚をつかみはじめていたからです。
 

しかも庭で水やりをしだすと、毎回アマガエルが巣穴から地表に出てきて、数十センチの至近距離で、水やりしている様子をじっと眺めているんです。

カエルがこんなにかわいいとは^^
 
 

 
 
 
新たな発想の視点をたくさんくれたソローに感謝です。

マハトマ・ガンディーやキング牧師などにも思想的影響を与えたヘンリー・ソローは、人間よりも気高い存在と心を通わせるために、なによりも孤独を必要としていました。
 

自然のもたらす恩恵や、内面の旅の奥深さをもっと知りたくなったので、ほかのソローの著作もぜひ読んでみようと思います☆.:。.*・°
 
 

 
 
 
 
 
 

良好な人間関係がもたらす驚くべきメリットとは

2019年8月29日

今日は『最高の体調』(鈴木祐著)から、良好な人間関係からもたらされる驚くべきメリットについてご紹介しますね:.。*.・゚
 
著者の鈴木祐さんはサイエンスライターでいらして、10万本を超える科学論文を読まれている方ですから、科学的根拠のしっかりした内容ばかりが書かれてあるお勧めの一冊です:.。*.・゚
 
 

 
 
・*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*・
 

プリガムヤング大学の研究チームは、過去に行われた「孤独と健康」に関する研究から31万人のデータを精査し、人間の寿命をのばす効果が高い要素を抜きだしました
 

その結果「良好な社会関係」の数字がずば抜けており、孤独だった人に友達ができた場合は、最大で15年も寿命がのびる傾向があったとのこと。
 
健康への効果は、エクササイズやダイエットの3倍にあたり、なんと禁煙よりも「友人」のほうが影響が大きいというから衝撃的です。
 

**
 

もう一つ興味深いのが、ハーバード大学が行った「成人発達研究」です。
これは1939年から80年にわたって、724人の人生を記録し続けたもの。
 
全員が10代の学生だったころから調査をはじめ、定期的に体調や幸福度をたずねるのはもちろん、かかりつけの医者からカルテを手に入れたり、家族との会話をビデオでおさめたりと、膨大な労力が注ぎ込まれました。
 
参加者の行く末は、弁護士から医者、サラリーマン、工場労働者、ホームレスなど様々。
 
 
研究のリーダーであるロバート・ウィルディンガー教授は言います。

「彼らの人生から得られた、何万ページにもなる情報から明らかになったことは何でしょう?それは富でも名声でもがむしゃらに働くことでもありません。私たちの体を健康にし、心を幸福にしてくれるのは『良い人間関係』です。これが結論です」
 
 

 
 
・*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*・
 
 
 
 
とても興味深い内容ですね:.。*.・゚
 

よい人間関係は、私たちの脳も守ってくれるそうで、何か困った時に助けを求められる相手がいないと、私たちは孤独からくる体内の炎症で体調がくずれ、脳の機能までおとろえ、仕事のパフォーマンスも下がってしまうのだそうです。
 
でも、あせってたくさんの友だちを作ろうとする必要はありません。
 
私たち人類は、数百万年前から小さな集団の中だけで生きてきたので、もともとの脳は、見知らぬ他人とうまく人間関係をつくれるようには設計されていないのだそうです(!)
 

ハーバードの成人発達研究でも、ひとりの親友さえいれば、孤独がもたらすダメージはかなり下がることがわかっています。
 
 

 
 
 
余談ですが、私も過去に「シングルマザーの自分が遊んでいる場合じゃないよね・・・」と、とてもストイックに考えてしまって、仕事一筋の時期を何年か過ごしたことがあります。

数年は持ちこたえましたが、見事にメンタルの調子を崩しました(笑)
 

その後は、近くに住む友人と月に1~2回くらいの頻度で、一緒にご飯をたべたり、色々な話をして笑いあったりするようになり、息を吹き返したように元気になっていったので、改めて友のありがたさを深く実感した次第です^^
 
 
 

以前のブログで、自然の驚くべき力をご紹介したことがありますが、
(内容はこちら⇒ 【最新科学で分かった!速効で幸福感を高めるものとは?】
 

私たちが心身の健康と幸せを守るために、

(1)自然とふれ合うこと
(2)友人を大切にすること

 
この2つは、多くの研究結果からその効果が突出していることがわかったので、私も自戒と反省をこめて、後半生は大切にしていこうと思います:.。*.・゚

 
 

 
 
 
 
 
 

私たちの幸福度を大きく左右するものとは?

2019年7月29日

今日は、私たちの幸福度を大きく左右するものについてご紹介します:.。*.・゚
 

 
 

私たちの幸せを大きく作用する要素は、何だと思われますか?
 
結論からさきにお伝えしますと自分で状況をコントロールしているという感覚だそうで、健康や幸福度、ひいては寿命にまで深い関わりを持つことが、研究結果からわかっているそうです:.。*.・゚

とても興味ぶかい内容ですから、ぜひお読みくださいね:.。*.・゚

※『脳科学は人格を変えられるか?』(エレーヌ・フォックス著)参照
 
 
・*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*・

自分で状況をコントロールしているという感覚の重要性
 

1970年代に、ニューイングランドのアーデンハウスという介護施設に住む高齢者を対象に行われた、古典というべき実験があります。

介護施設の住民にありがちな「決断力の欠如」は、環境を自分でコントロールすることが許されていないせいではないかと考えた研究者が、答えを見出すために、巧妙な実験を考えました。
 

介護施設の2階と4階の住民すべてに、下記の同じ条件を与えました。

(1)植物の鉢をひとつ
(2)週に一度映画を見に行くチャンス

 

そして次の条件を変えました。

4階の住民は・・・

◎自分の好きな植物を選び、好きな時間に水をやることができる
◎何曜日の晩に映画を見に行くか、自由に決められる

 

2階の住民は・・・

◎決められた植物を与えられ、水やりもスタッフが行う
◎映画を見に行く曜日はスタッフが決定し、住民に伝えた

 
 

18か月後、研究者が再び施設を訪れると、結果は驚くべきものだった。

4階の住民は2階の住民に比べて幸福度や健康度が高かったのはともかく、両階の差は、死亡率にまで及んでいました。

2階の住民の死亡者数は、4階の住民の2倍にのぼった。
 

状況をコントロールする自由を手にしていた人々は、そうでない人々に比べ、長生きをしていたわけだ。
 
 

 
・*・‥……‥・*・‥……‥・*・‥……‥・*・
 
 
 

こんなささやかな、コントロール権を手に入れるだけで、幸福感がふくらみ、余命にまではっきりとした違いが出るとは、ただただ驚きですね。
 
興味ぶかいことは、状況をコントロールしているというのが“本人の幻想”であっても、同じくらい大きな効果を得られることが、複数の実験結果からわかったそうです。
 
***
 

この本の中には、幸福について様々な研究結果が紹介されています。

私たちが幸せになるために、幸福感を増すことは何かを知って、それに沿った行動を起こすことも大切です。
 
 
アメリカとヨーロッパでは、1950年代から半世紀を超える年月のなかで、食べ物や住まいや温かさなどの、基本的な欲求は満たされるようになりました。
 
しかし、現代社会では“他者との結びつき”や“生きることの意義”が満たされておらず、多くの人が未来について、深い悲観を抱いているという調査結果が複数でているそうです。
 

私たちはよい家やよい車などの〈モノ〉だけでは、高い幸福感を維持することにはつながらず、〈モノ〉だけでは、長期的に人の幸福度を高めてはくれないことが研究結果によってあきらかされました。
 
 

 
 
 

人が本当の意味で幸せになるには、次の3つの要素が大切になるそうです。

(1)ポジティブな感情や笑いを数多く経験すること
(2)仕事であれ趣味であれ、自分がしていることに積極的にかかわること
(3)自分にとって大きな意味のある何かに積極的に取り組むこと

 

私たちは、自分が生まれてきた意味や意義というもっと根本的なものを、長期的な視野で見つめていく必要があるようです。
 

忙しい日々の中で、そんな時間さえ取りづらいと感じる方もいらっしゃると思います。

けれど、本当にささやかなコントロール権を手に入れるだけで、幸福度を大きく左右することがわかっていますから、自分が生きていてよかったと思える意義あることに、少しずつ時間を割いていきたいものですね:.。*.・゚
 
 

 
 
 
ヒーリングの師は霊格の高い神々と交信をされる方で、私たちが全体の利益をかんがえて動くときに、金銭や愛情など、その徳分に応じた【お陰】をいただいて、自然と栄えていくと教えてくださいました。

個をこえて「公(おおやけ)」の意識を持つことが、幸せへの近道となるんですね。
 

過去のブログですが、下記の内容もご参考になれば幸いです:.。*.・゚

◆周りの幸せを願う公的な願い(公的願事)を通じて、 個人的な願い(個的願事)を叶える方法/ 先祖供養は公的願事
 
 

 
 
 
 
 
 

最新科学で分かった!速効で幸福感を高めるものとは?

2019年6月28日

今日は、自然が人々にもたらす驚異的な力について『NATURE FIX 自然が最高の脳を作る』(フローレンス・ウィリアムズ著)からご紹介します:.。*.・゚
 


 
 
 
公園や森で過ごすと、都心で過ごすより気分が20%も上向きに
 
経済学博士であるリサ・トゥルヴァイネンの研究チームの報告によると、被験者たちは自然の多い戸外(整備された公園や森林公園)で15分座っているだけで、ストレスから回復したという感覚を得られました。
 
その後、短い距離を散歩すると、「回復」したという感覚がさらに強まり、その状態が持続しました。
 
またリラックスできただけではなく、活力度も上昇しました。
活力を上げることができるのは、都心ではなく、自然の中で過ごした時だけでした。
 
公園や森で過ごすと、都心で過ごすより気分が20%上向き、緑がある場所で過ごす時間が長くなるほど、気持ちがポジティブになり、ネガティブな感情が減りました。
 
 

 
 
 

自然と接する時間はどれくらいが理想的なのか?
 
トゥルヴァイネン博士の研究で興味深いのは、自然に触れる“時間の長さ”との関係に着目している点です。
 
自然の中で過ごす時間が長くなるほど、気分が明るくなり、確実にストレスが軽減し、うつうつとした気分に風穴を開けることが可能となります。
 
では、私たちはいったいどれくらい自然と接するとよいのでしょうか?

答えは、1か月間の合計時間が、最低でも【5時間】という結果が出たそうです。
 
1か月に5時間ということは、1回あたり30分程度を週に2回、自然あふれる場所で過ごせばよい計算になります。
 
1か月に10時間、自然の中で過ごす時間を確保できれば、さらに爽快な気分を味わうことができます。1か月10時間を達成するには、1回あたり30分程度を週に5回程という計算になります。
 
 

 
 
 

幸福度ランキング1位のフィンランド人は、月平均5時間自然の中に
 
研究者のリサ・トゥルヴァイネンさんは経済学の博士で、国の医療費を削減する目的があり、勤労者の不調の原因と、それを軽減する方法に関心をもたれています。
 
トゥルヴァイネン博士の研究結果から、勤労者が心身ともに健康な状態を保ち、「燃え尽き症候群」にさせないためには、1か月に最低でも5時間、自然の中に出る習慣をつくることが推奨されています。
 
 

国連より発表された「世界幸福度ランキング」では、フィンランドが2018年、2019年と2年続けて1位となり、世界で最も幸せな国となっています。
 
大規模な調査によれば、フィンランド人は平均週に2、3回は自然の中で気分転換をはかり、国民の95%以上がアウトドア愛好家だそうです。
 
フィンランドの人々が幸福な理由として、福祉国家ということもありますが、国民が平均して【5時間】自然と親しんでいるというのも興味深いです。
 
 

 
 
 

さて1か月の間に、5時間自然と親しむ時間を確保できたとしても、これは最低限の時間ですから、10時間に増やすのはさすがに厳しいと感じるかもしれません。
 
ところが別の実験結果ですが、自然の中で過ごした被験者たちは、身体的、精神的、社会的に良好な状態に改善されたことで、実験の1か月後には、自然の中で過ごす時間が、5時間から10時間へと2倍になっていたそうです。
 
 
これは、私も自分自身の体験からとてもよくわかります。
 
私は自然あふれる田舎に住んでいながら、以前はパソコンの前に長時間座る日々が続いていて、自然に親しむ時間はほとんどありませんでした。
 

1年ほど前にグリーン・エクササイズのことを知り、一日10分の瞑想をするために、毎日庭に出るようになりました。
 
◆グリーン・エクササイズの詳細はこちら
https://www.mihomari.com/2018/07/greenexercise.html
 
 

瞑想をはじめて1週間ほどたった頃、たくましく成長した雑草が気になって、雑草を抜きはじめたのです。

すると土と草のいい匂いに魅了されて、すっかり雑草抜きにハマりました。
 
それがきっかけで、その後は庭全体の整備にハマり、楢崎皐月(ならさきさつき)博士が発明された、地中深くに大量の炭をうめて、土地を活性化させる「イヤシロチ(弥盛地)」まで作ってしまったのです^^
 

外に出ると気持ちが落ち着いて、鳥の声やそよぐ風が「なんて気持ちいいんだろう!」とハッとさせられ、今では自然の持つ【魔力】に、すっかりつかまってしまった気分です☆
 
よい気分を味わえば、戸外に出たくて仕方なくなりますから、自然に触れる時間が増えて、さらに気分がよくなるという善循環がはじまりました。
 
 

 
 
 

この本には【自然が幸福感を高める】という研究結果が数多く紹介されています。
 
たとえば、退役軍人のための屋外合宿では、認知行動療法や薬物療法でも効果がでない場合でも、自然の力によって、プログラム参加者の9~19%に精神面での改善がみられました。
 
短時間でも自然に触れれば、自然が気持ちの強壮剤となって、瞑想などのストレス解消法よりも大きな効果を得られるそうです。
 
何よりも手軽にはじめられることがメリットですから、物ごとを悲観的に考える方や反芻思考にお困りの方などは、ぜひお試しいただければと思います:.。*.・゚

 
 

 
 
 
 
 
 

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